5レーンを認知させる事の効果について

雨で暇やから更新するかあってノリで



今高校のサッカー部でコーチをやってるんやけど普通の公立高校なんで技術面はもちろんサッカーを知らない選手もいる。


そんな中でチームとしての課題を解決するための練習メニューを色々と考えてるけど


ある日の試合中

レイオフの動きを身につけさせたいな」

という風に思って練習に組み込んでみた。


アップ後にパターン練習として導入したものでその流れで例えばゴール付きの1vs1とかに持ってくといった感じ。


これをしつこく続けてたらゲームの時でもレイオフが綺麗に出来るようになったり


選手も「あっこ練習でやったん使えたな」


てゆーようになってきたので


「これ毎回練習で5レーン書いてたら自然と身につくんちゃん」ってゆう軽いノリで練習中に5レーンを引いてみる事に。

(勿論、ボールを持った時に有効なビルドアップが出来ないことやメンバーが代わってまうと効果的な崩しが中々見られないというチームの事情を考慮した上で取り入れた。)


それにあたってハーフスペース等についても映像とかを使って選手に説明はしている。


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(Google画像から拝借)


ピッチを縦に5分割する5レーン理論。

色の違う部分がハーフスペース。

これを白線でグランドに書く。

ここら辺のルールとかハーフスペースの効果に関しては

「サッカー  5レーン理論」

とかで調べたら詳しく解説してくれてる人らおるからそっち見てほしい





で、実際やってみると

普段と変わらん笑



そら初心者もおるわけやから当然っちゃ当然。


やから次はもっと簡単に5レーン理論のルールだけを考えさせてみた


「ルールどうやった?同じレーンに何人まで?」

とかの声かけばっかするように



それを2週間くらい続けてたらやっぱり、選手によっては

「それ見たかってん!」

ってゆう動きが見られるように。

例えば、

「1列前の選手が同じレーンにいてはいけない」

ルールに基づいてるので、サポートの位置が良くなったり等



あとはレーンを引いて可視化することのメリットやなと感じたのは



単純に選手との位置関係が分かりやすい



って部分。


選手からしたら、レーンを引いてる分違うレーンの1列前の選手との位置関係が分かりやすくなるのかパスをつなぐ際の距離感が良くなっていた。



まあこれを踏まえると


いきなりレーンを引いて可視化したからといって普通の高校生がポジショナルプレーが出来るようになる訳ないのは当然で、ましてや初心者の選手からしたらそもそもスライドの動きとかの説明からしていかなアカン。

やからレーンを引いて可視化したことで生まれる副産物を拾ってって、それを磨いていけばいいのかなと思ってる


そう思ってたところで約2週間のテスト期間に入ったから多分テスト明けは皆忘れてそう、、